LBWの査読した感想を書きます.
- ACの力が強い.4人を納得させるゲームではなくてAC(そこそこ詳しい人)にストレスなく論文を読ませ,納得させるのが第一目標.
- CHIフルペーパーの時も,R2, 3あんま読んでなくない…?ってなってたけど,確かに.ACからの機縁でR2, 3に査読依頼が来るからダイレクトにACMから来てない分R2, 3は責任感が薄い可能性があるしPassing Knowledgeになりやすそう.
- あと彼らの意見は普段会うACに左右されている事もありうる.
- まず前提として読むのがだるい→アブストやイントロや図や表をまず見る.アブストイントロでどういう研究か分かる+右肩上がりの折れ線グラフとか,たくさん手法比較したのが分かる表とか,実験人数と結果を見て大体Overall決定する→実験が変じゃないかとか見る
- イントロはパラグラフリーディングされてるかもなので,大枠はテンプレの流れごとの段落にする
- 次書くときに参考にする
- イントロはパラグラフリーディングされてるかもなので,大枠はテンプレの流れごとの段落にする
- CHIの査読,こんな末端研究者にも話が回ってくる時点で質としてはいいのか...?と思った. LBWだからいいか.
- レビューの書き方は大体以下かなと思う:
This system presents.... Overall, ~~~ (全体の感想) However, the paper also has the following shortcomings (or unclear points): 1. 2. ... Overall, ~~~ (大体褒めてから,上記の理由で自分の決定をこうしましたって書く)
普段論文読む時の順番とかで薄々論文どう評価されるかは分かってはいたけど,実感持てたりしたのが良かった.どうレビュワーが決まるかは知らなかったので知れてよかった.
(追記)レビュワーの全体のコメントを確認したら,Reviewer 2人ともPassing Knowledgeで査読してました.なんか...質として終わってない...?って思っちゃった.LBWだから?最近のCHIの規模の爆発に質の担保が耐えられてない気がします.